2.もう俺の出る幕はない
2.もう俺の出る幕はない
あー・・・もう金曜日だよ。
明日はあみと陽のデートだよ。
俺どうするよ。
「ちょっと優也、聞いてる?」
こてん、と首を傾げて俺を見てくるあみ。
惚れた弱みってゆうの?
もうかわいすぎ!!俺もうノックアウトだよ!
「うんうん聞いてるよ」
「うそ!もう一回言うからちゃんと聞いててね」
そう言ってまた真剣に話始めるあみ。
話の内容は明日のデートのこと。
ぶっちゃけ俺的にはすごくどうでもいいんだ。うん。
てかぶち壊したいよね、そのデート。(俺って悪い子だね)
「あと明日何着ていけばいいかなぁ・・・」
「何でもいいと思うよ」
「もう、優也!あたし真剣に悩んでるのに!」
本当だって。
あいつがあみのことを好きなのは大分前から知ってた。
好きな女の子がどんな格好しててもかわいく見えるもんなんだよ。
だから何着てっても大丈夫。
「何着ていっても陽は喜ぶから大丈夫だよ」
「・・・・本当に?」
「本当だって、だから明日楽しんできな」
よしよしとあみの頭をなでた。
きっと明日のデートで2人は付き合い始めるんだろう。
そしたら俺はこの恋を諦めなくちゃいけないのかな。
もう俺の出る幕はない。
(2人とも大事だから、2人の恋は邪魔できない)
お題配布サイト『たしかに恋だった』様より
お借りしました。
URL:http://have-a.chew.jp/
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